これはまさに笑いの煮沸消毒や

例えば何かお笑い番組を見てゲラってるのなら全然いい むしろゲラは好きだ 人のゲラが面白くて釣られて笑うことなんて多々ある





私の場合思い出し笑い(以下、ODW)に対する耐性がなさすぎる ODWをしてはいけないところで脳内が面白いことを探し始めるのは何なんだろう 神はストロングゼロ片手に私の脳の設計図を書いた






ODWをしたくなる場面と言うのは大体決まっていて、代表的なものとしては病院での診察中がある







眼科で眼を見てもらっているとき、しょっちゅう私の脳内ではボボボーボ・ボーボボが流れてきてしまう こういう時に流れてくるのは亀ラップではなく、ポマードリング墜落ボタンや田ボちゃんフィーバータイム中のフルマラソンフルマラソン等の極めてピンポイントなシーンなのである 個人的にはポマードリングの墜落シーンが本当にキツイ










笑いの沸点が異様に低くなるのもどうにかした方がいい
近所にあった歯医者では必ず「痛かったら左手挙げて教えてください」と言ってくれる








このようなときに「左手」というワードに異常なほど思いを巡らせてしまう
この「左手をあげる」っていうのは歯医者界隈では暗黙の共通認識だったりするんですか?医療従事者の方








歯医者で特に痛みを感じたことはないため手をあげることはなかったが、例えば死ぬほど痛いときに「い、い"て"え"よ"お"お"お"!"!"!"wwwwwwwwwww」と発狂しながら必死に右手をあげたらどうなるのだろう
流石に治療を止めてくれるか それとも「いや、それは右の手、所謂右手なんで…」と断られ治療を続行されてしまうのか いい人だけど若干サイコ気質っぽかったので後者だったかもしれない
笑いの沸点が低くなるとこんなことで必死に笑いを堪えなければならない






うがいをしてゆすいでほしいときに「ゆすいじゃってください」と必ず言うのもダメだった 流石に気にしすぎだとは思う ただ「ゆすいでください」で通じるところを何故「ゆすいじゃって」欲しがるのか
「ゆすいじゃってくださいよー!!」的なニュアンスではないことは百も承知であるが、ダメなものはダメ ざけんな







しょうがないので必死に他のことを考える DSの脳トレのごとく適当な計算問題を頭の中で浮かべて解きまくるのだ これなら悪夢からもグレイトエスケープできると信じていた







ダメだったわ あたしンち脳トレの回で母が問題を尽く外し続け、88歳という脳年齢を叩き出したことしか思い出せない ダメ








あの歯医者は治療中も頭に拳銃を突きつけられていて、「左手を上げてください」又は「ゆすいじゃってください」と言わなければ脳天を貫かれる運命(さだめ)だったのだろう









この前は健康診断があった エコー検査が本当にキツイ なんかなぞの物体を胸元や脇腹にゴリられてるわけだし、痛えしくすぐったい くすぐったいのが本当に苦手なのでマスクがあって本当によかった マスクを着用する世間の流れにここまで感謝したことはない








くすぐったくて笑うだけなら多分私の他にもいるだろうから別にいい 問題だったのは全く別のところで笑いと闘っていたことである 「深く吸ってお腹を膨らませてくださあい」の指示(なぜか声がエロい)通りに腹を膨らませようとするのだが私はこの空気を腹に入れるという動作がどうも苦手であった








多分完璧にできていない なんならこの動きは腹を前に突き出しているだけなのではないか 私はエロい声の看護師さんの前でベッドに仰向けになりながら一生懸命腹を突き出し、なぞの物体でゴリられている そう思うと笑いが沸点に到達するのもすぐだった ティファールも真っ青になるほどあっという間にすぐ沸いた マスクの下で必死にニヤけを噛み殺していた 多分「ブフwwwwwwww」ぐらいは言ったかもしれない 深呼吸のペースが異常に早いと思われただろう ごめん声がエロい人
「もう少しゆっくり吐いて大丈夫ですよお」とエロい声で言われた気もした





来年エコー検査でマスクを付けられないかもしれない そんなことは考えられない コロナはもう収まっていてほしい 花粉症が一年間流行ってほしい 流行ってほしいわけねえだろアホ