クラス替えとかいうコントロール不能のクソガチャ
と思ったけどそこまでクソみたいなクラスにぶちこまれたことはなかったと思う。
あんまり担任を嫌いになったこともないな。
多少理不尽な先生だったとしても、一年間この先生が担任であることに変わりはないのだから何も思わないでおこうと開き直っていた気がする。
たまにいるじゃないですか。その学年のすべての生徒が「この先生が担任になるのだけは…」と思うような人。それにあたったことは無いし、基本的に恵まれてきた方だとは思う。
続いて立ちはだかる問題はクラスメイトである。
始業式の日には、お願いですからどうか可愛いあの娘と同じクラスにしてくださいとか、死活問題なのであいつとは同じクラスにしないでねみたいなことを思いながら登校したものだ。
引きはそこそこくらいだったとおもう。
前述したようにあまりクソみたいなクラスに入れられたことはなかった。机と椅子が飛びかうようなことは無いし目の保養となるような女子がいなくてうんざりみたいなことも特にない。いや男子校時代は別だけど。仲良いやつらがみんな固まって同じクラスだったけど俺だけ別だったみたいな悲しいことは何回かあった。でもそれぐらい。
高三の時はクラスに誰も同じ部活の人がいなかったので死んだと思ったが、結果的にはそれが部活以外の友人を作るきっかけになったので良かったと思う。
陰キャなりにも必要最低限のコミュ力は持っているのだ。
あとクラス替えの直後の自己紹介って辛いですよね。
特に高校時代、まあいつの時代もどこの学校もある程度そうかもしれないが、面白いことを言えないやつは死みたいな感じの風潮だった。
そういう瞬発力が求められる笑い(?)は本当に不得意な分野で、その時だけはちゅうえいみたいになりたかった。ちゅうえいは偉大である。皆も乃木坂46時間TVでれんたんこと岩本蓮加さんの電視台を見よう。やっぱり岩本蓮加さんなんやなって。
確か「私が作成した吹部のマジキチランキングでは私は0位です」みたいなこと言った気がする。ウケるわけがない。「0位」という部分が引っ掛かったのか少しだけリアクションがあった気がするがよく覚えていない。思い出したくもない。内輪ネタが外のコミュニティでウケるわけがないのだ。
面白かったものは記憶して来年以降に活かそうとするのだが、やはりウケるのは基本的に身体を張ったものである。例えば脱いだり歌い始めたりするもの。俺にはできない。陰キャがなんか急に頑張ってる図になるのが容易に想像できる。地獄絵図だ。教室は瞬く間に絶対零度を記録する。
そんな面白いこと言ってるわけでもないのになんか面白い人とかいませんでしたか?
そういう人に俺はなりたい。こればっかりは生まれ持った才能と人柄でしか成り立たないものだろう。
とりあえず自己紹介で何か良い案があれば教えてください。身体を張る系以外で。
あっという間に今年度が始まってしまいました。皆様新しい生活が始まりますがお疲れの出ませんように。
俺は初回の授業からさっそく自主的に休講をかますといったクソっぷりを発揮しました。単位がほしいです。