Mpls Rock and Rollについて
いやマジで最高のSEだった
アメリカのアーティスト、Doshの「Mpls Rock and Roll」(なんかMPLSだったりMplsだったりする)
私は古参ファンではないので詳しい時期はよくわからないが、確かこの曲は12年ぐらいSEに使ってるとホリエが言っていたので
じゃあOJが加入する前後するぐらいから使っているということか
この曲を聴くと条件反射的にテンションが上がってしまうので、アゲアゲになりたいときはこの曲を聴いてアゲアゲの実の能力者になっていた アゲアゲメンチカツくんのLINEスタンプを買おうな
テナーの曲そのものを聴くよりアゲアゲになれることもしばしば
だから今回、ストレイテナーが新しいミニアルバムを出し、その中の一曲である「STNR Rock and Roll」が新しくSEになると聞いたときは、正直一抹どころか百沫ぐらいの寂しさを覚えたものである
それぐらい、ストレイテナーのライブにとって大事な曲だったと思うのだ
ただまあ12年間も同じ曲で入場していたのだから、そろそろアーティストも変化がほしいと思う頃だったのかもしれない
これまで映像作品集等を出すときはしっかりこの曲も入っていたし、逐一Doshサイドにも許可を得ていたという ありがとうDosh
照明がライブ用のものへと変わり、うにょうにょした音が流れ始めたと同時に歓声が沸き上がる瞬間は何物にも代え難い
そっからメインのあのなんとも言えない輪郭のメロディが流れはじめ、轟音のようなシンバルが響き
また一瞬だけ静かになったあと、すぐにスネアとバスドラが入ってくる
ここで手拍子が始まる ちなみに普通に考えてスネアの位置に手拍子をするのが気持ちのいいノリ方だと思うのだが、私が今まで見てきたストレイテナーのライブの中で、一度だけ皆が表拍の方で手拍子をし始めたことがあった
昨今、ライブの楽しみ方については様々な意見があり、それぞれ尊重しようぜベイベみたいな主張がされているが、さすがにこれは裏で手拍子してほしかった
私一人だけ裏で手拍子するのもなんかアレだったので、仕方なく表で手拍子をしたものである
それ以来、裏の位置で手拍子をするために、先陣を切って手拍子を鳴らすように努めていた 私がファーストペンギンになっていたというわけである
話を戻すと、手拍子が始まったあと少しするとギターのフレーズが鳴り始め、ここでメンバーが入ってくる 最高
いやほんと最高のタイミング
曲のテンションも、展開も、ストレイテナーというバンドにとってドンピシャで、計算し尽くされていた気さえする
新しくSEになるSTNR Rock and Rollもめちゃくちゃかっこよかった
幕張とかMNISツアーで演っていたセッション的なインスト(フロント組がアツいフレーズを弾く中ナカヤマシンペイがただ16ビートを叩き続けるしかないやつ)がSEに昇格するのかなとか思っていたが予想は大きく外れ、だいぶエレクトロな曲だった
し、結構ガッツリ歌も入ってるんだね
ピアノのフレーズのあと、全音符で合わせるところが終わって4つ打ちになるところは、普通に四分の手拍子でいいと思うのだが、「ウォオオーーーーーwwwwwwwwwwwww」に入ったあとはどうなるんだろうな
ホリエはこれをアンセム的な曲だのシンガロングだの言ってたけどそれにしては歌メロが高すぎて笑う
ライブ前からオーディエンスの喉を破壊する気である
最後のメロディもたっっかい ここのメロディほんとにかっこいいからちゃんと聴きたいんだけど、SEはどれぐらいの時間流すんだろう Mplsはせいぜい1分半ぐらいだったと思うけど
途中で演奏に切り替わるのかな、わかんない
とりあえず、後任のSEがほんとにかっこいい曲でよかった
タイトルが「STNR Rock and Roll」であり、「Mpls Rock and Roll」を踏襲というか、パクリというか、
オマージュ!リスペクト!してくれてるのが本当に嬉しかった ホリエもMpls Rock and Rollをストレイテナーのライブを作り上げるものとして大事に思ってくれてたんだろう じゃなければ12年も使わないか
しばらくの間、私にとって最高のSEはMpls Rock and Rollであり続けるんだろうな
Mpls Rock and RollがフェードアウトしたあとにTRAVELING GARGOYLEが始まる10周年の武道館の映像は何回見たかわからない